授乳中でも安心して使えるスキンケア成分は?助産師がNG・OK成分をわかりやすく解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

授乳中は赤ちゃんの健康を最優先に考えるため、食事や生活習慣はもちろん、スキンケア選びにも気を遣うママが多いもの。

とはいえ「何を使っていいのかわからない」「これって赤ちゃんに影響しないの?」と不安になることもありますよね。

赤ちゃんの肌
助産師きみ

授乳中は神経質になりすぎる必要はありませんが、ママと赤ちゃん両方が心地よく過ごせるようなスキンケア選びを意識してほしいです。

こちらの記事では、授乳中に避けたいNG成分と安心して使えるOK成分を解説し、授乳期のママにおすすめのスキンケアアイテムもまとめたので参考にしてください。

この記事の監修者

三重県の助産院きみおもい
助産院きみおもい
  • 三重県津市の助産院きみおもい
  • 訪問専門で妊産婦ケアに携わっています
  • 性教育や出張カメラマンとしても活動中
  • 詳しい訪問メニューはこちらから
助産師 大脇希美
助産師 大脇希美
  • 看護師・助産師国家資格取得済
  • 日本胎教協会 胎教アドバイザー資格取得
  • 日本助産師会 & 三重県助産師会 に所属
  • 助産院きみおもいを2017年に開業
タップできる目次

授乳中にスキンケア成分を気にするべき理由

赤ちゃんとママの肌

授乳中、使用するスキンケア成分が母乳に影響を与える可能性は、基本的には「ごくごく微量」です。

皮膚からの吸収は限定的であり、通常の使用では問題になることはほとんどありません。

ただし下記のような気をつけたいポイントも。

授乳中のスキンケアで気をつけたいこと
  • 赤ちゃんがママの肌に直接触れるリスク
  • 授乳中はホルモンバランスが乱れ、肌が敏感になりやすい
赤ちゃんとママの肌

つまり赤ちゃんにとってもママにとっても、低刺激で安全性の高い成分を選ぶことを意識したいところ。

助産師きみ

赤ちゃんがママの頬や胸元に触れることを考えると、安心できるスキンケア成分を選んでおくとより心配なく過ごせますよ。

授乳中に避けた方がいいNG成分例は?

泣いてる赤ちゃん
成分名理由
サリチル酸ピーリング作用により肌バリアを傷つけるリスクがあるため
レチノール妊娠中に避けるべき成分。授乳中も控えるとより安心
ハイドロキノン赤ちゃんへの安全性データが不十分なため
高濃度エタノール肌荒れや乾燥リスクを高めるため
一部の精油(ペパーミント、セージ等)一部刺激性があり、母乳分泌を抑制する可能性があるため
助産師きみ

特に美容成分の中には、肌に強く働きかけるものもあります。授乳期はあくまで「守るケア」を基本にするのがおすすめです。

授乳中でも安心して使えるOK成分例は?

赤ちゃんとママの肌
成分名理由
ヒアルロン酸表皮にとどまり、保湿に優れるため赤ちゃんにも安心
セラミド肌のバリア機能をサポートし、敏感な肌にも適している
グリセリン高い保湿力と安全性があり、敏感肌にも使える
低刺激ビタミンC誘導体美白ケアができるが、低刺激で肌負担が少ないタイプならOK
アロエエキス天然由来の抗炎症・保湿効果があり、マイルドに働く
スクワランベビーオイルにも配合されるほど高い安全性
助産師きみ

基本は「しっかり保湿」これだけでも授乳期の肌トラブル予防になります。欲張らず、シンプルケアを意識しましょう!

助産師おすすめの、授乳中でも使いやすいスキンケアアイテム紹介

化粧水編

化粧水

ミノン アミノモイスト モイストチャージローション

おすすめポイント

  • 低刺激設計で、乾燥性敏感肌にもやさしくなじむ
  • 天然保湿因子(NMF)をお手本にしたアミノ酸系保湿成分を贅沢配合
  • 乾燥でごわつきがちな肌を、内側からしっとり柔らかく
  • とろみのあるテクスチャーなのに、ベタつき感なし
  • 無香料・無着色・弱酸性・アルコール無添加
助産師きみ

授乳期は乾燥や肌荒れも起きやすいので、まずはたっぷりうるおいをチャージするのが大切。ミノンのローションは、使い心地もしっとりやさしく、毎日のお手入れが楽しみになりますよ。

キュレル ディープモイスチャースプレー

おすすめポイント

  • セラミド機能成分が角層まで浸透し、肌本来のバリア機能をサポート
  • 繊細なミストがふわっと肌を包み、手でなじませる手間いらず
  • 顔はもちろん、体や髪にも使える万能保湿ミスト
  • 無香料・無着色・アルコールフリーで敏感肌に配慮
  • ボトルを逆さにしてもスプレーでき、使いやすさ抜群
助産師きみ

授乳やおむつ替えで手がふさがりがちなママにぴったり!サッとスプレーするだけで全身保湿できるので、時短ケアにも大活躍します。

乳液・クリーム編

乳液

キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

おすすめポイント

  • 乾燥性敏感肌に特化した薬用クリーム
  • 潤い成分(セラミド機能成分+ユーカリエキス)配合で、肌の奥(角層)までしっかり保湿
  • 肌のバリア機能をサポートし、乾燥による肌荒れを防ぐ
  • 無香料・無着色・弱酸性、さらに赤ちゃんの肌にも使える安心設計
  • べたつかず、やわらかい使用感でメイク前にも◎
助産師きみ

授乳期はとにかく肌の乾燥やバリア低下が気になる時期。このクリームは赤ちゃんにも使える安心設計なので、授乳中のママにも本当におすすめです。夜のお手入れにプラスするだけで、肌の調子が安定しやすくなりますよ。

ノブ III モイスチュアクリーム

アーバンコスメ 楽天市場店
¥4,455 (2025/04/26 18:22時点 | 楽天市場調べ)

おすすめポイント

  • 敏感肌専用ブランド「NOV(ノブ)」が開発した医療機関向け品質
  • 高保湿&低刺激設計で、乾燥による肌荒れをしっかり予防
  • 無香料・無着色・アルコール無添加・防腐剤フリー
  • 肌への刺激リスクを徹底的に排除し、皮膚科医監修のもと開発
  • しっとりリッチな使用感なのにベタつきにくく、ストレスフリーなつけ心地
助産師きみ

敏感になりやすい授乳期の肌にも安心して使えるクリーム。とにかく刺激を避けたいママや、乾燥が気になる季節にも心強い味方です。

UVケア編

UVケア

ママ&キッズ UVライトベール

おすすめポイント

  • 新生児から大人まで使える超やさしいUVケア
  • 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方)で、敏感肌にも◎
  • SPF23・PA++で、日常のお出かけや散歩にぴったり
  • ウォーターベースの軽やかなテクスチャーで、べたつかない
  • 石けんだけで簡単に落とせるから、赤ちゃんとの入浴タイムも安心
助産師きみ

授乳期は紫外線対策も忘れずに。ママと赤ちゃん、両方一緒に使える日焼け止めは一本持っておくと外出時もすごく心強いですよ!

まとめ|授乳中は「肌を守る」シンプルケアを意識しよう

助産師きみ

授乳中のスキンケアでは下記を意識することで、ママ自身も赤ちゃんも安心して過ごせる毎日につながります。

授乳中のスキンケア選びで意識したいこと
  • 「赤ちゃんが触れるかもしれない」ことを意識する
  • 強い成分や刺激成分は避ける
  • 保湿中心のシンプルなケアを心がける

無理に美白やエイジングケアを頑張るより、まずは「守る」ことに重点を置くのが授乳期スキンケアの鉄則。

助産師きみ

赤ちゃんとのかけがえのない時間を心地よく過ごすためにも、肌にやさしいスキンケアで自分自身を大切にしていきましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次