妊娠したのに夫に自覚がない…どうすればいい?父親としての意識を育てる方法

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妊娠したのに、夫に父親としての自覚がない…

夫にお腹の赤ちゃんの話をしても、どこか他人事のよう…

妊娠が分かったとき、女性は自分の体の変化とともに、少しずつ母親としての意識が芽生えていきます。

妊婦

しかし男性は実際にお腹が大きくなるわけでも、つわりを経験するわけでもないため、父親としての自覚が芽生えるのが遅れがち…。

その結果、妊娠中のパートナーとの気持ちの「温度差」に悩む女性も少なくありません。

悩む女性
お腹の赤ちゃんに対する「温度差」に悩む妊婦さんは多い

ではどうすれば夫に父親としての意識を持ってもらえるのでしょうか?

助産師きみ

こちらの記事では、妊娠期に夫と一緒に取り組みながら、父親としての自覚を育てる方法を紹介するので参考にしてくださいね!

この記事の監修者

三重県の助産院きみおもい
助産院きみおもい
  • 三重県津市の助産院きみおもい
  • 訪問専門で妊産婦ケアに携わっています
  • 性教育や出張カメラマンとしても活動中
  • 詳しい訪問メニューはこちらから
助産師 大脇希美
助産師 大脇希美
  • 看護師・助産師国家資格取得済
  • 日本胎教協会 胎教アドバイザー資格取得
  • 日本助産師会 & 三重県助産師会 に所属
  • 助産院きみおもいを2017年に開業
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赤ちゃんの成長を一緒に実感するアプリを共有する

赤ちゃんの成長を一緒に実感するアプリ

赤ちゃんの成長を可視化できる妊娠アプリを活用すると、夫も父親としての実感が湧きやすくなります。

妊娠週数に応じて赤ちゃんの成長を知らせてくれるアプリを夫と共有することで「今、赤ちゃんは○cmになったんだ!」といった会話が増え、自然と赤ちゃんへの関心を深めやすいですよ。

おすすめの妊娠アプリ
  • トツキトオカ(赤ちゃんの成長をイラストで確認でき、夫婦で共有可能)
  • ninaru(妊娠中の体調管理やアドバイスも充実)

トツキトオカのアプリ画面はこんな感じ

助産師きみ

私の夫もアプリで赤ちゃんの成長を確認する習慣ができると「もう心臓が動き始めたんだ」「手足が動かせるようになったんだね」など、妊娠の経過に関心を持ってくれるようになりましたよ!

トツキトオカ:夫婦で共有できる『妊娠記録・日記』アプリ

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ninaru - 妊娠したら妊婦さんのための陣痛・妊娠アプリ

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妊婦健診に一緒に行く

妊婦健診

妊婦健診に同行することで、夫は赤ちゃんの存在をよりリアルに感じることができます。

特にエコー検査で赤ちゃんの姿を見たり、心音を聞いたりすると「本当にここに命があるんだ」と実感するきっかけにも。

妊婦健診

「仕事が忙しくて毎回は無理…」という場合でも、せめて一度は健診に同行してもらうよう伝えてみてください。

助産師きみ

最近ではオンラインでエコー画像を見られる病院も増えているので、動画を録画して見せるのもおすすめです。

産前教室やパパママ教室に参加する

妊婦

各自治体や産院で開催されている「パパママ教室」では、赤ちゃんの抱き方やオムツ替えの仕方、沐浴の方法などを学ぶことができます。

実際に体験することで、夫も「赤ちゃんが生まれたらこうやってお世話をするんだ」と、父親になる自覚が芽生えやすくなります。

助産師きみ

また助産師が「赤ちゃんの発育」や「出産時のサポート方法」などを説明してくれるため、妊娠・出産に関する知識を深める良い機会になりますよ。

赤ちゃんの名前を一緒に考える

夫婦

名前を考える時間は、赤ちゃんへの愛着を深める大切な時間です。

夫婦で候補を出し合いながら、「この名前にはこんな意味がある」「響きがかわいいね」など話すことで、夫も赤ちゃんを迎える準備をしている実感が湧いてきます。

また夫が自発的に名前を調べたり、字画を気にしたりするようになれば、それだけ父親としての意識が芽生えてきた証拠。

助産師きみ

夫婦で楽しく考えることで、より一層赤ちゃんの誕生が待ち遠しくなりますよ!また名前が決まらないときでも「胎児ネーム」をつけると、愛着がわきやすくなります。

人気の名前事典はこちら

夫に「胎動」を感じてもらう

胎動を感じる夫

赤ちゃんの存在を実感しやすいのが「胎動」です。

妊娠20週前後になるとお腹の中で赤ちゃんが動くのを感じるようになります。

助産師きみ

「今動いたよ!」と夫の手をお腹に添えてもらうと、赤ちゃんの成長をリアルに感じることができるはず。

また「パパの声を聞くとよく動くよ!」と伝えると、夫も積極的にお腹に話しかけるようになるかもしれません。

胎動を感じるたびに、「赤ちゃんとコミュニケーションをとっているんだ」と思うことで、父親としての意識が強くなります。

家事の分担を意識してもらう

家事

妊娠中は、つわりや体調不良で思うように動けないことも増えます。

そんなときに夫が家事を手伝ってくれると、「赤ちゃんのために自分もサポートしよう」という気持ちが芽生えやすくなります。

助産師きみ

「洗濯物を干すのをお願いしてもいい?」「買い物を手伝ってもらえると助かる」など、具体的にお願いするのがポイント。

少しずつ家事をこなすことで、夫も赤ちゃんの誕生後の育児にも積極的になりやすくなります。

出産準備を一緒にする

赤ちゃんの洋服

ベビー用品を揃える際に、夫と一緒に選ぶことで、赤ちゃんを迎える実感が強まります。

ベビーカーや抱っこ紐、ベビー服などを一緒に見ながら「この服かわいいね」「こんな便利グッズがあるんだ」と会話を楽しむことが大切。

助産師きみ

「生まれてくる赤ちゃんのために準備する」という実感が湧くことで、夫も「いよいよ自分もパパになるんだ」と意識が変わっていくと思いますよ。

さいごに。助産師から伝えたいこと

助産師きみ

妊娠は夫婦にとって新しい命を迎える大切な時間です。

最初は夫に父親としての自覚がなくてもそれは自然なこと。(私の夫も全然なくてイライラしてました

焦らず、少しずつ赤ちゃんの存在を一緒に感じられる工夫をしていきましょう。

助産師きみ

大切なのは、夫婦でコミュニケーションを取りながら、お互いを支え合うこと。

妊娠期間は短いようで長く、長いようであっという間に過ぎていきます。

だからこそ、一つひとつの変化を共有しながら、二人で親になっていく時間を大切にしてくださいね。

助産師きみ

赤ちゃんが生まれたとき、夫婦で「一緒に成長できたね」と思えるような妊娠期間を過ごせることを願っています。

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