
母乳がいいと言われる理由を知りたいわ…

母乳育児はたくさんのメリットがあります。こちらの記事でわかりやすくまとめたので参考にしてくださいね。
お母さんが妊娠中から母乳育児について知っておくことは大切なことです。
この記事では助産師の専門知識をもとに、母乳育児のメリットとデメリットを詳しく解説し、母乳育児を考えている方にとって適切な情報をまとめたので参考にしてください。
母乳育児のメリットは?

- 赤ちゃんの健康を守る
- 母親の健康にも良い影響
- 経済的負担が少ない
- 親子の絆を深める
- アレルギーや生活習慣病のリスクを低減
赤ちゃんの健康を守る

母乳には赤ちゃんに必要な栄養素が全て含まれ、さらには免疫力を高める抗体も豊富に含まれています。
特に初乳には免疫グロブリン(IgA)が多く含まれ、免疫力を増強させ病気の予防に役立ちます。

母乳は赤ちゃんの消化に適した成分で構成されているので、消化器系に優しく、下痢や便秘になりにくいという利点も。(消化不良によるアレルギーを起こすことが少ない)
また乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らすこともできます。(原因不明で突然赤ちゃんが亡くなってしまうリスクが母乳育児の方が少ないことがわかっている)
さらには顔全体の筋肉や顎を発達させ、かむ力や歯並びもよくなります。
母親の健康にも良い影響

母乳を与えることで、母親の子宮収縮が促進され、産後の回復が早まるとされています。
また母乳育児は閉経前の乳がんや卵巣がん子宮体癌のリスクを低下させ、閉経後の骨粗しょう症を予防できるという研究結果も。
さらに授乳により消費カロリーが増えるため、産後の体重管理にも役立ちます。
経済的負担が少ない

母乳育児はミルクを購入する費用がかからないため、経済的な負担が軽減されます。

赤ちゃんの飲む量が増えてくると粉ミルク代だけで月に1万円以上かかってくることも…。
物価高騰の今、粉ミルクや哺乳瓶の費用を節約できる点は、長期的に見ても大きなメリットといえます。
親子の絆を深める

母乳育児は母子間のスキンシップを増やし、愛着形成に良い影響を与えます。
赤ちゃんにとって安心感を与えることができ、母親自身もオキシトシン(愛情ホルモン)の分泌が促進されることで、精神的な安定を得られるとされています。
アレルギーや生活習慣病のリスクを低減

母乳育児を行うことで、アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症リスクを下げることが期待されます。
また将来的に肥満や糖尿病などの生活習慣病にかかるリスクも低減される可能性があると報告されています。
母乳育児のデメリットはある?

- 母親の負担が大きい
- 母乳の量に個人差がある
- 母親の食事や生活習慣に影響を受ける
- 外出時の授乳の難しさ
- 母親が病気になった場合の影響
母親の負担が大きい

授乳は基本的に母親が行うため、負担が大きくなりがちです。

特に新生児期は頻回授乳が必要で、夜間も授乳しなければならないため、睡眠不足に陥ることも。
また仕事復帰を考えている母親にとっては、搾乳や授乳時間の確保が課題となります。
母乳の量に個人差がある

すべての母親が十分な母乳を出せるわけではなく、母乳不足に悩むこともあります。
赤ちゃんが十分に飲めているかどうか不安になり、ストレスを感じることもあるでしょう。

助産院きみおもいに母乳の相談にくる方も、母乳育児に自信をなくしている方が多いです。
母親の食事や生活習慣に影響を受ける

母乳の質は母親の食事や生活習慣に左右されるため、食事制限やアルコールの摂取制限が求められます。
カフェインや辛い食べ物など、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性のある食品にも注意が必要です。
外出時の授乳の難しさ

外出時に授乳が必要になると、授乳室を探したり、授乳ケープを使用するなどの工夫が必要になります。

公共の場での授乳に抵抗を感じるお母さんも多く、ストレスの要因となることも。
母親が病気になった場合の影響
母親が感染症にかかった場合、授乳を続けるべきかどうか迷うことがあります。
ほとんどの病気では授乳を継続できますが、服用する薬によっては母乳を控える必要がある場合もあります。
さいごに助産師から伝えたいこと

母乳育児には赤ちゃんの健康やお母さんの回復促進、経済的なメリットなど多くの利点がありますが、一方でお母さんの負担や食事制限などのデメリットも存在します。
どちらを選ぶかは家庭の状況やお母さんの体調によって異なりますので、無理のない範囲で母乳育児を取り入れることが大切です。

そして赤ちゃんを育てる上でいちばん大切なのはお母さんの心が笑顔であること。
母乳で育てるにしても母乳で育てないにしても、お母さんが納得しその選択に自信を持つことが大切です!

迷ったり母乳育児に関して不安がある場合は、妊娠中から産後までいつでも近くの助産師に相談しましょう。その時々に合わせた支援が受けれるので相談して進めていくと良いと思います!